ソロモン諸島 ドン・ボスコ農村訓練センターの収穫祭
(Boscolink – 2017年7月18日 ソロモン諸島・テテレ)
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By Fr. Albert Lenon, SDB
2017年7月18日、ドン・ボスコ農村訓練センターのスタッフと学生は、鎌やナイフそのほかの道具を手に、豊作となった米を収穫した。
収穫祭には、中華民国(台湾)のロジャー・ルオ大使夫妻を迎えた。
台湾技術支援機構のマルス・シュイェ氏、農業畜産省・農村米産開発プロジェクトの代表としてマダム・アリとレックス氏、テテレ矯正・厚生センター所長ダグラス・ママカ氏らも列席。
この数週間にわたる大雨と激しい風は、3か月余り前に植えられた作物を潤し、養った。収穫祭に備え太陽の下で輝く稲束に、スタッフと学生たちの間に笑顔がこぼれた。
収穫の季節が終わるまで、合わせて5、6トンの米がとれる見込み。学生は収穫のときに束ねた米を脱穀し、訓練センターで精米も行う。
ソロモン諸島では多くの人が米を食べる。80人以上の学生が米作の全行程を学んだ。収穫された米の一部は販売されるが、残りは今後、自分たちの日々の主食となる。
翌日、感謝のミサがささげられ、共同体をあげて、造り主の与えてくださる数々のすばらしい賜物と豊かな収穫を主に感謝した。また、プロジェクトのスポンサーからいただく支援にも、感謝がささげられた。
農村訓練センターは畜産と農業を学ぶ2年間のコースを運営。学生はソロモン諸島の各地、すべての州から来ている。