ストレンナ2020と共に「主の祈り」を祈る
(BoscoLink – 2020年1月26日 ローマ)
https://www.bosco.link/webzine/54959
サレジオ家族 ストレンナ2020と共に主の祈りを祈る
By EAO東アジア・オセアニア地域顧問
旧正月おめでとうございます!
全サレジオ家族への贈りものになりうるのは、最近トリノのヴァルドッコで開催された第38回サレジオ家族霊性週間の400人近くの参加者が生み出した、「サレジオ版 主の祈り」かもしれない。2020年1月19日の最後のセッションで、参加者全員が(それぞれの母国語で)次の祈りを唱えた:
あなたは私たちの父です!
限りないあわれみの父、あなたの現存は、小さく無視されるものではなく、子らを忍耐強く教える、聖性と愛の限りない力。
み国が来ますように!
イエスがあなたの使命を成し遂げ、この世で始められたそのみ国が来ますように。あなたが私たちのため、若者たちのために行われようとすることを、私たちは喜んで全面的に受けとめます。
みこころが行われますように
絶えず遣わされて歩むよう私たちを促すみ国のダイナミズム、聖霊降臨のダイナミズムを生きることによって、父の子らの間で、私たちの兄弟姉妹の間で、解放と和解のしるしが生み出されますように。
天に行われるとおり、地にも行われますように
すべての若者一人ひとりの人生が満ち満ちたものとなることに、ドン・ボスコのように、若者と共に、私たちは「はい、そうなりますように」と宣言します。若者が地上で誠実に生き、天において永遠に幸せに生きる、社会人、キリストに倣う者となりますように。
私たちの日ごとの糧を今日もお与えください
私たちが生きるために必要なパン、糧をお与えください。父よ、私たちの必要を世話してくださるみ摂理のうちに、神の国が現れますように。私たちの労働が、実はあなたの恵みの実りであると悟り、そう告白できますように。そして私たちが、所有欲によってではなく、貧しい人びとと分かち合うために衝き動かされますように。
私たちの罪をおゆるしください
私たちも、兄弟姉妹をゆるすために最善を尽くします。忍耐、広い心、過ちをおかした若者を救うために愛をもって駆け寄ること、手本となるような、喜びにあふれた、ほほえみながら献身する自己贈与をもって、日々の務めに忠実に、快活な心で取り組みながら、予防教育法を実践できるよう助けてください。
私たちを誘惑に陥らせず
後ろを振り向く誘惑、間違った方向に目を向ける誘惑、聖霊に反対すること、師よ、あなたを恥と思うこと、人間の裁きの法廷に、流行やイデオロギーによる評価にさらされるとき、権力ある者からの称賛に惹かれるとき、自分の良心によって挑戦を投げかけられるときに。
悪からお救いください
私たちが決して疑いませんように。あらゆることを超えて、父よ、ただおひとりあなたこそ、この世の歴史をつかさどっておられることを。私たちが決して疑いませんように。私たちが教育者として全面的に献身することを、実にあなたが望んでおられることを。若者を絶望から、あらゆる牢獄から解き放つために。
み顔から遠ざかろうとする悪から、私たちをお救いください
心を尽くして祈ります、聖霊を遣わしてください。聖霊が、体、心、霊の傷をいやしてくださいますように、そして私たちの内に絶えず新しい希望を目覚めさせてくださいますように、父ドン・ボスコが私たちの前に開いてくれた使命を、喜びのうちに果たしてゆく希望を。アーメン。