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サレジオ会 日本管区 Salesians of Don Bosco

シリア SYMの集い: 戦争の中でサレジオのカリスマを生きる


 

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(ANS – 2015年10月5日 シリア・カフルーン) 

http://www.infoans.org/1.asp?sez=1&sotSez=13&doc=13452&lingua=2

 

 9月26日から10月1日にかけ、シリアのSYMの集いがカフルーンで開催され、アレッポ、ダマスコ、カフルーンのオラトリオから約100人、北部カミシュリーの開設されて間もないオラトリオから4人の若者が参加した。13年ぶりの全国的な集いは家庭的な穏やかな雰囲気に満ち、若者たちは一時一時を恵みとして味わい積極的に参加した。参加者はドン・ボスコが共にいるのを感じ、勇気をもって、ドン・ボスコに忠実に、歴史の主に一致して生活の場に戻るよう励まされた。

 テーマはトリノでのSYMドン・ボスコ生誕200周年の集いと同じ「ドン・ボスコのように、若者と共に、若者のために」。毎日、共に祈り、ミサをささげ、サレジオの霊性を学び合い、散歩やレクリエーションの時を楽しんだ。ある日は、シリアと中東の平和を祈りながら歩いた。

 分かち合いのテーマは、「戦争状態の中で、サレジオのカリスマである落ち着きと喜びをどのように自分のものとし、生きるか。サレジオ的な慈愛と福音的なゆるしという特徴を、戦争の中、家を失い、親しい人を亡くした人々にどのように届けるか。」インド訪問中のフェルナンデス総長よりビデオメッセージが届き、若者たちを勇気づけた。総長は「信仰、希望、喜び」のキーワードを語りかけた。

 家路につく時が来ると、涙を流す者、ずっとここにいたいという若者もいた。

 サレジオ会は60年前からシリアで活動し、オラトリオから多くの召命も生まれている。危険を伴う戦闘状態の中、オラトリオは慎重に運営を続けている。