サレジオ会ローマ本部‐サレジオ聖書協会の新役員決まる
サレジオ聖書協会(ABS)の新しい役員が決まった。総長は12月25日付の二つの書簡で、2012年から2016年の5年間務めることになる同協会の新しい会長と役員を任命。
2011年8月、エルサレムの「聖ペトロ・パウロ」研究センターで開催された第6回ABS世界大会の終わりに新会長の候補者が推薦され、総長が最高評議会の冬季会合の中で新役員と合わせて任命したもの。
会長に任命されたフアン・ホセ・バルトロメ神父は新約聖書学者で1944年生まれ。教皇庁立サラマンカ大学で神学を学んだ後、ローマの教皇庁立聖書研究所で聖書学を学び、博士号取得。数々の著作があり、最近は、Arthur J. Lenti神父によるDon Bosco. History and Spirit(ドン・ボスコ その歴史と精神)の最初の3巻のスペイン語版刊行に協力。
役員会のほかのメンバーは次のとおり。
・副会長としてGiorgio Zevini神父。ローマの教皇庁立サレジオ大学、聖書学の名誉教授。
・ヨーロッパ・アフリカ顧問としてMiguel Angel Alvarez神父。セビリヤの諸宗教対話研究所講師。
・アメリカ顧問としてPedro Medrano神父。グァテマラのサレジオ神学研究所所長。
・アジア顧問としてShaji Francis Puykunnel神父。インド、シロンの神学院元院長。
ABSは、サレジオ会員聖書学者の専門的貢献を会全体のために役立てる目的で、1983年に当時のエジディオ・ヴィガノ総長によって設立された。
(ANS – ローマ)