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サレジオ会 日本管区 Salesians of Don Bosco

アルゼンチン 連帯の若い担い手たち


 

 

アルゼンチン 連帯の若い担い手たち:「希望、広い心、連帯をつちかい、あかしする」

(ANS – 2020年4月21日 アルゼンチン・コルドバ)
https://www.infoans.org/en/sections/news/item/10237-argentina-young-protagonists-of-solidarity-cultivating-and-bearing-witness-to-hope-generosity-and-solidarity

 新型コロナウィルス緊急事態サレジオ会世界コーディネーター、ジョージ・メナンパランピル神父が数日前に書いたように:「ニーズはとてつもなく大きなものですが、目に見える奇跡が起きています。」

 この時、最も大きな奇跡の一つは、多くの人、特に若者が目覚め、ウィルスへの恐れを乗り越え、貧しい人、困難にある人、子どものいる家庭、ウィルスへの不安から閉じこもっているお年寄りらを助けるために歩み出していることだ。教皇フランシスコが言うように:「私たちは涙を流し、苦しんでいます。私たちは一緒になって、一致した人類として、はじめてこの状況を乗り越えることができます。」

 アルゼンチンのサレジオ会は、ほかの多くの国と同様、共にいることと活動を通して貢献している。

 予測を超えたシナリオを前に、ロザリオ・デ・サンタフェのサレジオ会のサン・ホセ共同体は、助けを必要とする人びとと出会うために新たな方法を模索しなければならなかった。そして、アルゼンチン北管区で、また世界中でもそうであるように、福音が語る愛の掟を実践する多くのサレジオ会事業の一つとなっている。サン・ホセ共同体は扉を開き、最も影響を受けている人びととの連帯を示すため、持っているもの、技術、知識を分かち合っている。

 サンチアゴ・デル・エステロの「オラトリオの家」では、若者ボランティアが、日ごとの収入に生活を頼る家庭に焦点を当てている。ささやかな仕事、街頭の仕事など、非正規の不安定な状況で働く人びとである。さまざまな団体から受けた寄付、食糧、教材などが、センターに通う最も弱い立場の子どもたちのいる家庭のために用意された。

 コルドバのサレジオ会、パドアの聖アントニオ共同体では、若者が中心的な役割を果たしている。SYM(サレジオ青年運動)の若者たちは日々、家庭と共に歩んでいる。アニメーターたちは、サン・ビセンテとミュラーの二地区の子ども・若者のオンラインの同伴を強化している。同時に若者たちは、各地の状況を知るため、さまざまな団体との「ネットワーク作り」を始め、また困窮する家庭を訪れて食糧、衛生用品を届けた。

 サン・ニコラスのドン・ボスコ共同体では、SYMの若者たちが、市の3か所の貧しい地区の家庭に届けるため、食糧と衛生用品を集めた。「ただ傍観者のようにこの状況を眺めていることはできないとみんな感じたんです。それでこのキャンペーンを立ち上げることにしました。」積極的に関わる若者の一人はこのように語った。

 あるインタビューで、教皇フランシスコは若者に促している。「この困難な時、私たち皆が必要とする希望、広い心、連帯をつちかい、あかししてください。」 それはまさに、ウィルスへの恐れを脇に置き、連帯に身を投じる若者たちが行っていることである。