ページのトップへ

サレジオ会 日本管区 Salesians of Don Bosco

ひと月に2度、熱帯低気圧の被害



 このひと月の間に、勢力の強い熱帯低気圧が2度、ソロモン諸島を襲いました。 政府は先週、災害緊急事態を宣言。ホニアラのチャイナタウンとガダルカナル島の北東部が特に大きな被害を受けました。
7日の時点で、豪雨と洪水によって、16人の死者、家を失ったおびただしい数の避難民が出ています。水はひきましたが、被害の全容はまだ把握されていません。 各地を結ぶ生命線でもあった橋が壊れるなど、インフラが破たん、食糧の備蓄も限られたなか、多くの人が避難民となり、これからの日々、大きな困難が予想されます。
サレジオ会は、首都ホニアラ(技術訓練学校、農業訓練センター、オラトリオ)とテテレ(小教区、農村職業訓練センター)に共同体があります。ギゾのルチアノ・カペッリ司教SDBと、ホニアラのアンブローズ・ペレイラ神父がANS(サレジオ会通信部門)に状況を伝えてくれました。
 テテレの教会は水に呑み込まれましたが、土手を高く積み上げたボランティアたちのおかげで、診療所、シスターたちの住まい、学校は助かりました。いくつかの橋が流され、テテレは孤立し、救援が届かない状況に陥りました。
 ホニアラでは、カテドラルと聖十字架の丘は避難民でいっぱいになり、市内の橋や数軒の家が流されました。主要な橋は車1台ずつが通れるものの、橋げたが損傷し危険な状態。神学校と司牧センターは1メートルの浸水、神学生たちは上の階に避難しました。「夜遅く電話があり、350キロ離れていて何もできず、苦しい思いです。私たちは本物の十字架の道行を体験しています。4月2日には、7年前にソロモン諸島を襲った地震と津波の悲劇を思い起こしました」とカペッリ司教。

(ANS – ソロモン諸島・ホニアラ 4月4日)
http://www.infoans.org/1.asp?sez=1&doc=10550&Lingua=2