サレジオ家族の聖人略伝
サレジオ会とファミリーの聖人・福者など、
神と人々に生涯を捧げた模範的な人々の略伝を紹介します。
Luigi Orione聖アロイジオ・オリオーネ司祭1872-1940年
神の摂理の隠修士会の創立者
記念日:5月18日
1872年、アレッサンドリアのポンテクローネで誕生。1886年にトリノのドン・ボスコの門をたたき、聖人が最期の病床にあったとき、彼のために自分の若いいのちを主にささげて祈った。彼はサレジオ会員になろうとしていたが、ドン・ボスコの死後、異なる召命があるのを感じたので、トルトーナの神学校に入り、1892年、彼に賛同する同志神学生たちと、彼に追従した何人かの司祭たちと共に寄宿学校を設立した。オリオーネは司祭叙階後、ドン・ボスコの精神に息吹かれ、青少年のためによりいっそう広大な使徒職を始めた。イタリア、ヨーロッパ、アメリカを回り、緊急な必要に応じて、愛徳の事業を少しずつ拡大していった。
「神の摂理の小さな事業」と「愛徳宣教の小さな姉妹会」そして、より深い祈りの生活のための「神の摂理の隠修士会」を創立。トルトーナに、自分の全事業のセンターとして「見晴らしの聖母」への記念聖堂を建てた。1940年3月12日、インペリア(リグアーナ)のサンレモで死去。
教皇ヨハネ・パウロ2世は、1980年10月26日、彼を列福、2004年5月に列聖した。