ストレンナ(サレジオ家族年間目標)
ストレンナ: イタリア語で「贈りもの」。ドン・ボスコの時代からの習慣で、新年にサレジオ会総長が「サレジオ家族年間目標」として発表しています。
ストレンナ2025
希望に錨をおろし、
ともに歩もう
~Anchored in hope, pilgrims with young people~
サレジオ会副総長 ステファノ・マルトリオ神父
希望は空高く跳躍することでもなければ、道路や路上の塵を無視して地球を離れ宇宙へと飛び立つロケットに乗るように提案することでもありません。自分たちが乗り込みもしない船を海の真ん中に漂わせることでもありません。
神は私たちに約束をし、それを守ろうとなさいます。だからこそ、神は救いの錨であるキリストを遣わし、私たちが毎日、高波に翻弄されつつ航海する人生を生きながらも永遠に変わらぬものに固く結ばれるようにしてくださったのです。天を見上げながらも、地に足をしっかりとつけて歩めるように。
旅は長く、冒険に満ち、時には美しく、楽しいものです
あなたは未踏の地を、パノラマを日の出と日の入りを目にします。海の静けさの中でリラックスし、嵐の中では不安を感じるでしょう。でも何があろうと前に進み、あなたの後ろに道を作るのです。
キリストは人を神に結びつけ、私たちと世界が必要とする希望を与えてくださいます。その希望が私たちを巡礼者とし、私たちを動かし、歩ませてくれるのです。
希望は欺きません。希望はまやかしではなく、キリストこそが希望だからです。
■ストレンナ2025 ステファノ・マルトリオ副総長による解説ビデオ(日本語字幕・YouTube動画・約28分)
(サレジオ会日本管区公式YOUTUBEチャンネル)
■副総長ステファノ・マルトリオ神父による解説(2024年12月) 日本語版(阿部仲麻呂神父訳)
■総長アンヘル・フェルナンデス・アルティメ枢機卿による要点紹介(2024年7月) 日本語版
■ドン・ボスコからの手紙2025 日本語訳
(準備中)
■教皇フランシスコ 2025年の通常聖年公布の大勅書『希望は欺かない』
「12 その存在自体が希望である若者も、希望のしるしを必要としています。残念ながら、若者の夢がついえることも多々あります。彼らを失望させるわけにはいきません。未来は彼らの情熱にかかっているのです。たとえば、腕まくりして、災害や社会の危機的状況に自発的に取り組んでいるときなど、活力あふれる彼らを見るのはうれしいことです。しかし希望のない若者を見るのは悲しいものです。とはいえ、先行きが不透明で夢を抱けないならば、学業によって道が開かれないならば、仕事にあぶれ十分に安定した職を得られず、望みを捨ててしまうならば、憂鬱と倦怠の中で今を過ごすことになるのも致し方ないことです。薬物による幻覚、犯罪すれすれのこと、束の間の享楽、こうした行為が、ほかの人に対して以上に彼ら自身に混乱を来し、生きることのすばらしさと意味とを見えなくして、暗黒の深淵へと突き落とし、自己破壊的な行動に走らせるのです。ですから、聖年は教会の中で、若者を奮起させる機会となるべきです。新たな熱意で、青少年を、学生を、恋人たちを、若い世代を心にかけることです。若者に寄り添うこと、それは教会と世界の喜びであり希望なのです。」
■ストレンナ2025 ポスター・カード・カレンダー
下記リンクからダウンロードできますのでご利用ください。
○ポスター
・ A2サイズPDF(220dpi)/A2サイズJPG(300dpi)/A3サイズPDF(220dpi)/A3サイズJPG(300dpi)
○カード
・ PDF(400dpi)/JPG(400dpi)
・2025年度カレンダー(A3_PDF 220dpi)、カレンダー部分のみ(A3_PDF 220dpi)
・サレジオ家族向け送り状 PDF
■総本部サイト(各国語資料はこちらから)
・英語
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